日曜日の夜のひとりごと

12月になってしまった。

 

いよいよ2023年が終わる。

 

最近すごく思うことがある。

 

 

 

 

多分、今が人生のマジックアワーかもしれない、ということ。

 

 

 

 

好きな音楽、ラジオを聴いて、見たい映画を見る。たまには図書館へ行って読んでみたかった本を読む。友達と会って、馬鹿みたいに喋って、お店の閉店時間と共に解散する。好きな場所へ行って好きな人と会う。

 

そんなことをいつか出来なくなってしまうのかな、出来なくならないようにしたいけど、きっと時間は不可逆だから、いつかはその時が来るんだと本能的に理解はしている。

 

最近、読んだ本がある。

 

余命宣告された奥さんを看病する旦那さんの話で、だんだんと奥さんの元気が無くなっていく様子や、あっけなくお葬式を迎えてしまうこと。死について考えざるをえない話だった。

 

つい24時間前までは自分の隣にいた人に、どうして手を合わせなければならないのか、やりたくない、という主人公の葛藤が、わたしには経験したことないものなはずなのに痛いくらいに共感出来て、死、に対して自分があまりに無知で、でも近くにある、ということを実感した。

 

自分の都合じゃなくても、この人生が終わりを迎えればもちろん好きなことができなくなる。

 

魂の重さがある、なんて巷で噂されているが、わたしは本当にあると思う。魂の重さ。

 

 

わたしは、その時に迎えるまでに魂を燃やし続けられるのだろうか。

 

 

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