電池切れの部屋の時計、半年ぶりに生き返る

 

 

まためちゃくちゃぶりになってしまった。

 

先月、大阪京都へ旅へ行ってきた。

その思い出をポツリぽつりと書いていこうと思う。

 

今回の旅行のきっかけとなったものアンドいちばんの目的はTravis Japanの大阪公演だ。友達がチケットを当ててくれて、誘ってくれたのでみに行けることになった。

大きな旅スケジュールは

大分→大阪(なんばグランド花月)→京都→大阪(ライブ、諸々)→大分

の流れになっている

 

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別府港出発の写真。

 

久しぶりの船。約12時間の船旅。

ゆっくりゆっくり進む船が心地よかった。🚢

(時速40kmってアナウンスで言ってた)

 

ツーリストで乗船したので、個人スペースは狭め。だけどその狭さが心地よくて。

通信環境があんまり良くないのかわたしの携帯が電波を受け取る力が弱いのか分からないけど、ほぼ圏外だったので自動的にデジタルデトックスになった。すごく良かった。

 

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そういえば、今回の旅行に持っていった本はこの4冊。結局2冊しか読まなかったけど!

 

朝7時。大阪港到着。

いよいよ始まる!というドキドキ。

 

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とりあえずお腹空いていたので、スープの朝ごはん。わたしの住んでいる街にはないお店。

 

ひとつ目の目的を果たすにはどうしてもスーツケースが邪魔だったので荷物を預けることに。

事前に予約していた荷物預けサービスが思っていたより遠くて、行く道中にコインロッカーがあったのでそこに入れることに。預けサービスは先払いだったので700円無駄にした😭という気持ちと、これは勉強代だ!の気持ちが交差していた。結局これは英断だったと思う。

 

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その後、上司がせっかく行くならいってみなよ!って教えてくれた、なんばグランド花月へ新喜劇を見に行った。高校生の修学旅行と同じ回を見ることになって、大混雑だった。

新喜劇の前に、漫才や落語があるんだけど、わたしは、いちばん落語がお気に入りだった。

新喜劇は、実際に土曜日のお昼(わたしの住むまちは再放送がこの時間だった)に見ていたものが、生で見れて感激だったし、面白かった!またタイミングがあったら行きたいなあ。

 

次の目的地は京都、嵐山。

趣味を通じて知り合った女の子に会いに電車に揺られ、とうとう念願の対面。

 

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有名なみたらし団子を食べたり、

 

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渡月橋を見た!

 

嵐山は、なんとなく湯布院に雰囲気が似ていた。人々が歩いて好きなものを食べたり、見たりする場所が古くから日本各地にあったんだと思うと面白くて、住む場所や環境が違うだけで、風情がある、という感覚は日本人は一緒なんだなあと思った。

 

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↑これは、渡月橋渡った先にあるお店に売っていたスイートポテト、滅茶苦茶美味しかった。あったかかったらもっと美味しいのかなあと友達と話していた。

 

友達とは、初めてあったんだけどすごく波長があって、考えていること、というか根本的な性格が似ていて話しているだけですごく心地が良かった。住む場所が少しだけ遠いから頻繁には会えないけれど、また絶対に会いたいなあと思った。

 

友達と別れ、実は旅の楽しみの大きなひとつ。ホテルへ。(そしてここが精神の疲弊の大きな壁となる)

嵐山から、京都駅へ戻り、最寄りの駅へ電車で行こうと思ったところ、乗りたい路線を間違えてしまい、少し遠い駅へ降りたってしまった。

そこから歩いて20分くらいでホテルへ着くとマップは教えてくれていた。信じて10分、歩き続けたところでまたマップを見ると、ホテルとは逆方向へ歩いていたことに気付く。。。。

仕事で地図を使っていろんな場所へ行くので、方向感覚がある!と自信を持ちすぎていた、、、(わたしの住むまちは北側に絶対海があるので海がある方を考えれば自ずと方角が分かってくる)そこから大きいスーツケースを持っていたことも相まって徒歩40分、ヘトヘトのボロボロでようやくホテルへたどり着いた!

 

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部屋に入るとこんなに素敵な空間が待っていた。頑張って歩いて良かった〜〜〜〜!!!と感激した。

小さな机と椅子もあり、そこで日記を書いた。その日はゆっくりベッドでテレビを見ながら眠った。

 

旅の朝はやはり早起きになる。

この日も無事に6時すぎには目を覚まし、昨晩は疲れてヘトヘトになってしまって行けなかった屋上へ行った。

 

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京都の朝は白くて綺麗だった。

空が薄く、白み始める朝。まだヘッドライトが赤々と付いている違和感と、近くにインターチェンジがあったからか、この時間でも車は走っていた。

まだ2月だから、コートを着ていても寒かったので、10分ほどで退散。

 

本当は、朝は京都四条を散歩するつもりだったけど、昨晩の疲れと、部屋を気に入ってしまったので、チェックアウトのギリギリまでお部屋にいることにした。

せっかくなので、ホテルの朝ごはんを食べよう!と思い、無理を言って用意して貰った。本当は前日までに言っていた方が良かったみたい。

 

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朝ごはんはこんな感じ。北欧の朝ごはんをテーマに現地で食べられているものを実際に食べることが出来た。日頃食べ慣れないような味でちょっとムズムズしたけど、良い経験になった。ポタージュが本当に美味しかった。

 

その後、大阪へ戻り、どうしても行きたかった油そば屋さんへ。

 

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油そばきりん寺。

最近好きになった俳優さんが是非に!と言っていたので行きたかった。食べる時には海苔を広げお酢は7周。メンマまで残さず食べました!(これがオススメの食べ方!って言っていた)

また行きたいお店のひとつになった。

 

食べ終わって友達と合流し、いよいよ大阪城ホールへ!雨が少し降っていて、ちょっとだけ寒かった。

大阪城ホール、南側から入ると、入る前に大きな門をくぐるのがすごく面白くて新鮮だった。流石近くにお城があるだけあるなあ、と。

 

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今回のために使ったうちわ!カワイイ。

ライブはすごく楽しくて、見ててワクワクした。ダンスが上手い!とかわたしはよく分からないけれど、7人のダンスが丁寧で凄く好きだと思った。またタイミングが合えばトラジャのライブに行きたい!

 

次の日は朝からジャニーズショップへ行き、写真を好きなだけ買ったのち、友達に付き合って貰って、世界中でわたしがいちばん行きたかった場所へ。

 

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そう!万博記念公園へある太陽の塔

岡本太郎さんが大好きで、20歳の誕生日に友達にリクエストして太陽の塔のフィギュアを貰うくらい大好きな太陽の塔。いつかは生でみたいと思っていた夢が、ついに叶った。

 

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この街に溶け込めきれていない違和感。公園の門をくぐった目の前に鎮座する大きな大きな塔。

生で見た初めての感情は、恐ろしい。だった。こんなものを作り上げた人たちや、この塔を考案した岡本太郎の創造力を考えただけでその場で一瞬立ちすくんでしまった。そして、わたしは曲がりなりにも土木を生業にしているので、次に浮かんだ感情はこの塔の施工方法だった。どうやって施工したのか、どのくらいの足場を組んだのか、腕の先にはコンクリが詰まっているのか、それとも空洞なのか、など考えることが沢山だった。

残念ながら、時間も迫っていたこともあり、中まで見学することはしなかった。今度は絶対に中に入りたい。また行きたい、と思う目的を使って帰ることが出来た。

 

そして、帰りの船へ乗り込んだ。

やはり、船は楽しい。帰りの船もヘトヘトですぐに寝てしまったし、旅の終わりも実感して、なかなか身体が重かった。この重ささえも愛おしくて、寂しかった。

 

この旅の思い出記録もここで終わりとなる。

楽しくて、ワクワクして、沢山勉強になった旅だった。

 

わたしは、断言するがひとり旅が好きだ。道を間違ったり、知らない土地で歩き疲れることもあるけれど、五感全部を使って自分の気の済むままにそこにあるものを受け入れる時間が大好きだ。

 

また、絶対にひとり旅をする。