ドライブ・マイカー

社会人1年目、「社会人だから!」という理由でとうとう悩んでいた、シネマイレージカードを購入した。まあ、これは6月のことなのだけど。

 

 

シネマイレージカードを購入した私は、ちょっと安く映画を観れる日が増えたのだ!嬉しい。

 

 

 

そんなこんなで8月31日、世間では夏休み最終日(最近は9月1日が始業式ではないことを最近知ってしまった)、ずっとタイミング合えば観に行きたいなと思っていたドライブマイカーを観てきた。

 

 

 

ここからネタバレありです。どうぞよしなに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、映画が3時間弱あることにヒーヒー言いながらチケットを購入した。3時間は長い。昨年末に観た滝沢歌舞伎の2時間半でもお尻痛い!と言っていたのに。

 

 

でも、いざ観てみると3時間あっという間だった。流れるように映画が終わった。面白かった。長い映画、中弛みはあるあるだと思っていたけど、私にとってこの映画は中弛み全く無しだった。

 

 

うーん。観終わって率直な感想は、あ、次に乗る車は車種はどうであれ赤い車にしよう。そう思った。それくらいに赤い車はキーアイテムであり、キープレイスだったと思う。

 

 

 

 

 

わたしは、未婚であるし、恋愛経験も少ないので、結婚相手の決定的な浮気現場を目の当たりにしたのにも関わらずに相手を愛せるのか、分からなかった。わたしには絶対無理だ。でも、結婚するということはそういうことも超越してしまうのかな、なんて思ったりもした。

 

 

映画を観終わって数日経った真夜中にこれを書いているので、観終わってすぐに書けば良かったーー、と大公開中。

 

 

 

運転しかできることがない、と語る彼女。「話があるの」と言われたまま妻が亡くなってしまった演出家。その2人が広島から北海道までドライブすることになるのだけど、ぽつぽつと自分のことを語り始める2人の距離感が堪らなく好きだ、と思った。

 

 

 

これはわたしが邦画を好きだから、という先入観はあると思うけど、全ての結末を書き切らずにエンデイングを迎える感じ、大好きだった。観た人それぞれが登場人物の未来を創る。

 

 

 

 

深そうに見えて激浅なブログ、終。