幸せっていくつあっても幸せ

わたしは、2020年、衝撃的な出会いをした。

少し前のブログに書いたが、わたしは、昨年、ジャニーズを改めて好きになった。そんな中で今の生活の指針になっている人がいる。

 

Snow Man向井康二さんだ。

 

こんなに、好きになるなんて思わなかったし、ここまで好きになれるなんて思わなかった。決定的に康二くんを好きになった理由は何かわからない。スノに入ったのはしょっぴーだったし、好きな顔の系統を考察すると絶対にめめだし。

 

それでも、私は康二くんを好きになった。世界で1番格好良いと思っている。

 

誰かが、自分と似ている相手を推しにしがち、と言っていた。考える。私は、康二くんと似ているところなんてカメラが好きなことくらいしかない。もはや、全くと言っていいほど似ていない気がする。なんでなんだろう。

 

康二くんに出会って価値観が180度変わった出来事がある。

 

それは、「涙を流すことは、悪いことじゃない」と言うことだ。

 

わたしは、今までの人生で、泣くことは負けだし、悪いことだと思って生きてきた。負けは絶対に悔しいから嫌だし、幼い頃、怒られている時に泣いていたら「泣いて許されるのは大間違い」と言われたことが呪いのようになって人前で涙を流すことは絶対にしてはいけないことなのだと思っていた。

 

一方で、康二くんを好きになって追っていくと気付いた。康二くんは滅茶苦茶泣く。誰よりも泣く。泣き虫だ。でも、康二くんの涙は、弱いものでも、負けでもない。優しい体温の、暖かい涙だ。誰かを守るために泣く。相手の優しさに触れて泣く。寂しくて、相手を想ってちょっと泣く。そんな康二くんを動画を通して少しずつ見せてもらって

 

泣くことは、悪いことじゃないんだ

 

そう思えるようになってきた。康二くんを好きになって、わたしの中の呪いが少しづつ優しく、解かれていく。そして、また向井康二という人間を好きになるんだ。

 

大丈夫かな、支離滅裂になってないかな、まあいいか

 

涙の呪いから解かれたわたしは、すこしだけ感情を表に出せるようになった気がする。涙を流してもいいように、寂しい時には寂しいと、苦しい時には苦しいと言えるようになれた。そして、嬉しい時には嬉しいと。そうすることで、卒業前の1番大きな行事である卒業研究の研究室では、良い人間関係を築けた気がする。いや、築けた。

 

 

まだまだ康二くんを好きな理由はある。唯一の共通点、カメラだ。わたしの気持ち、というか、「撮りたい」という衝動に駆られる1番の要因は「好き」なのだ。人を撮らせてもらうときには特に。その相手が好きだからシャッターを切るし、好きじゃないな、今はちょっと苦手かもしれないと思った時にはシャッターを切れない。だから、わたしは学生時代、写真を撮る量とスピードにはムラがありすぎた。今でも難しいな、と思っている。

 

康二くんは、weiboやブログを見る限り、Snow Manみんなの写真を滅茶苦茶撮っている。そして、見せてくれる写真どれも愛を感じる。康二くんの大好きが伝わってくる。彼のカメラ連載、「向井康二の白熱カメラレッスン」でも、節々に感じる。毎月カメラマンが講師として彼とカメラや、写真の撮り方について対談するのだが、そこで康二くんが撮った写真を講師の方に説明するときの言葉が、読んでいて脳内再生が簡単なくらい楽しそうな気持ちが文面から伝わってくる。

 

康二くんを見ていると、ああ好きだな、と思うと同時に、ああ、こんな人間になりたいな、と心から尊敬する。私にないものばかりを持っているから、余計に眩しく見える。

 

 

気づいたらこんなに大好きになっていた。

 

 

 

笑ったら三日月になるあの目も、1人で乗り込んんだ関東のグループのみんなに移るくらい愛くるしい関西弁も、耳が蕩けそうなほど甘々な歌声も、全部全部大好きなんだ。

 

 

 

そんな康二くんは27歳になった。お誕生日おめでとう。私が康二くんを知ったのが昨年の9月だから、初めてお誕生日おめでとうって言える。嬉しい。いつもいつもいっぱいありがとう。私は、康二くんのファンでいられて幸せ者です。幸せにしてくれてありがとう。

 

 

 

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