夢逃

夢逃(訳:現実世界がどうしようもなく苦しくなり、夢の中へ逃げたくて1日中寝続けること)

 

明晰夢とそうじゃない夢の境目をよく見る。だから好きな人しか出てこないときや、現実じゃないからこそできることを散々やり散らかすことが幸せで堪らない。

 

昨日の晩はなんとなくでしか覚えていないが、つい最近アルバイト先の話し方が好きだった上司が異動になり(ここまで実際のこと)、その上司の送別会をしている内容だった(これは夢)。きっと、昨日のアルバイトでその上司が別れ際に書いたわたしたち残された人たちへの手紙を読んだからだろう。その中では寂しくなんかなく、向こうもわたしのことを気に入ってくれている体での夢だったので幸せだった。

 

起きたら悲しい現実が待っていると分かっているからなるべく目を覚さないように慎重になっていたような気がする。多分。まあ、結局お腹は空くので目を覚まし、ご飯を食べる。今、現実では無理なことばかりなのでまた夢の中へ逃げるためにベットへ入り眠る。今回の夢は思い出せなかった。

 

そんなことをしていたら1日が終わった。

 

夢に逃げたい、と思ったのは初めてだったが今度心が苦しくなったらこの逃げ方をまたしようと思う。