わたしの音楽遍歴〜まだまだこんな世界があるなんて〜

2016年にツイッターを始めた。半年くらいはひとつのアカウントで慎ましくツイッター生活を送っていたのだが、「音垢」というものに興味を持ち、始めた。

 

そんなある日、そのアカウントで知り合ったというかフォローしあっていた同い年の女の子がいた。その子のリツイートでとある女性のアカウントが目に入った。好きなお顔だったので、思わず調べてなんとなく呟いた。

 

「セントチヒロ・チッチさん可愛いな」

 

と。すると、ものの数分。本人からいいねが来た。びっくりした。何となく呟いたのでフォローしておらず、なんか焦りでフォローした。知れば知るほど魅力的な方だった。そう、そこからBiSHを知り、WACKを知ったのだ。WACKは凄い。わたしの知っているどのアーティストと比べものにならないくらい型破りだ。そこに関わる大人は、皆最高に汚くて最高におもろい。本気でアイドルをする彼女たちを、わたしは思わず追いかけ始めた。

 

WACKを知ると同時にジャニーズからは少しづつ遠のいていた。気付けば毎週欠かさず聞いていたラジオ3本も聞かなくなってしまっていた。その代わりにWACK合同オーディションは7泊8日のニコ生に時間があればあるだけ張り付いて見ていた。

 

ここから、ひょんなことでJUDY AND MARYというバンドを知る。なんて格好良いバンドなんだ。きっと誰でも聞いたことがある名曲を歌うバンド。YUKIさんの歌声ももちろん、後ろで鳴っている音たちが格好良くて堪らなかった。ジュディマリを知ったと同時に、懐メロにハマる。懐メロといっても、1990年代くらいのバンドたちだ。あの頃の音楽は素晴らしい。少ない音数で、聴いている人たちの胸を打つ。聴いてるだけで楽しくなる。歌詞もストレートで優しくて強い。大好きな音楽のジャンルがまた増えた。

 

 

2020年7月まではこのような生活が続く。そして忘れもしない2020年7月。忘れていたアレを思い出すと共に、やっぱり逃れられないものなのかもしれない、と思う出会いを果たす。